巨人！野球賭博の次は、公式戦で現金をやり取り？ 笠原元投手が公表

１３日、今度は野球賭博ではなく、巨人選手が自分達の
チームの勝敗（公式戦）に対して、現金の授受が行われ
ていたことが、分かりました。

それを、証言したのが先月契約解除の処分を受けた
笠原将生元投手です。

産経新聞の取材により、明かになりました。


笠原氏の話では、試合前に一人数千円づつ現金が集め
られ、自軍が勝つと、試合前の選手が集まる円陣で
声だし役を行った選手が、集金したお金を全額もらえる
という仕組みだそうです。負けた場合には、声出し役が
参加選手全員に１千円程度払うそうです。

巨人内では、この行為を「円陣」とか「声だし」などと
呼んでいたそうです。

※声出しとは、円陣の中心で「行くぞ！」とか「勝つぞ！」
とか、声を上げる役目の選手です。


※http://ameblo.jp/matsu-kame-i40/entry-11288133240....

さらに、試合に勝つと、声出し役はまた次の試合でも
声出しを出来る仕組みで、拠出金も勝つごとに増えて
ゆくそうなので、連勝が続く度に出す側も、また受け取る
側もかなりの金額になります。

また、産経新聞は飲食店経営者のＢ氏と高木投手が
通話した録音記録を入手したようであり、その通話の
中で、高木投手もこの円陣のことについて触れて
いたそうです。
高木選手の口からは、具体的な数字も出てきてきいて、
その獲得金が５連勝の時などは、２０万、３０万に達し
たようです。

当初、高木投手はこの飲食店経営者Ｂ氏のことを良い
人と思っていたそうなので、この円陣のことも愚痴と
して、ポロっと出てしまった感じですね。

高木投手の通話記録の内容にもあったように、この
円陣の仕組みは、連勝するごとに拠出金が増え、各
選手の負担が重くなるので、野球協約で禁止されている
敗退行為（八百長）につながるのではと考えられます。

巨人の森田清司総務本部長コンプライアンス担当は、
チームで行われていた事実を認めたものの、験担ぎ
（げんかつぎ）の意味合いと主張し、敗退行為には繋が
らないと述べていました。

じつは、この「円陣」については昨年１０月に発覚した
野球賭博の際に、日本野球機構（ＮＰＢ）の調査委員会
が調査し、発覚していました。
しかし、野球協約に違反はしないとの結論を下したそうです。
そのうえで、誤解を招かないようにと現在は禁止されている
そうです。

今回、笠原氏が産経新聞に話したことで、内々で処理したものが
明るみに出てしまったようですね。

ただ、これが他球団であったらどうだったのでしょうか？
ある球団の社長が、なんでも巨人だと通ってしまう球界の体質
が、そもそも事件の背景にあるのではと感じてしまいます。

野球賭博で、球界の信用が揺らいでいる今、全ての結果を公表
することが、信頼回復への大事な一助となるのではないでしょうか。


※http://www.asahi.com/articles/ASJ3G4CH1J3GUTQP00M....

選抜高校野球も始まります！もう一度、プロの皆さんも原点回帰ですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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