【注目】「あさが来た」あさの一人娘千代とは？史実ではどんな娘？

大人気のＮＨＫ朝ドラ「あさが来た」、3月5日放送ではあさの
娘千代にも、初恋が芽生えましたね。


※http://drama-blog.net/archives/6490


友達のノブちゃんに、初恋の相談をするシーンなどは、とても
初々しくて、可愛いかったですね。

今回、その初恋の芽生えた千代の史実を見てみました。



【あさの娘千代の史実】

あさの娘千代は、もちろん実在の人物です。
名前は、千代ではなく「亀子」です。


※http://www.xn--gdk4ct16t.com/archives/1086

浅子と信五郎（ドラマでは新次郎です）が結婚してから、9年目
にしてようやく授かった一人娘です。
浅子27歳の時です。

亀子が、誕生した明治9年とは、浅子にとって大変忙しい時期
でした。
ドラマのストーリーとも重なるのですが、加島屋の立て直しに
東奔西走していた頃です。

そのため、亀子は腰元である小藤に育てられます。
腰元というのは、身分の高い人に仕え、雑用などをする付き人
ですね。小藤は、浅子が加島屋に嫁いだ時に一緒に世話役として
三井家から移ります。（この小藤については、別記事で特集
しているので、良かったら見てくださいね）

話は、亀子に戻りますが、育ての小藤に似たのか、浅子とは
性格がまるっきり反対で、穏やかで家庭的だったようです。
温厚なところは、父；信五郎の血を引いたのかもしれません。

この辺りもドラマのストーリー、あっていますね。

ドラマの設定と同じで、浅子と信五郎の間には亀子ひとりしか
いません。

亀子の出産が、大変難産であった為、その後は子供を作ることを
諦めます。そして、より一層会社の経営にまい進しんします。

亀子は、すくすくと成長し、京都府高等女学校（現在の
府立鴨沂おうき高等学校）を卒業します。

明治34年に亀子は一柳恵三（いちやなぎ　けいぞう）と結婚します。
恵三は東京帝国大法科の出身で、在学中に亀子との縁談がまとまった
ようです。

このあたりが、ドラマの初々しい亀子の初恋と重なってきますね！
恵三は、工藤阿須加さんが演じる東柳啓介です！

二人は子宝に恵まれ、一男四女もうけます。

一柳恵三は、子爵家一柳末徳の次男として生まれます。（子爵とは、
貴族の中で5番目の地位になります。）
浅子は、この恵三を婿養子として迎え、以後彼に事業継承をしてゆきます。

恵三は、加島銀行頭首となり、大同生命の第二代目の社長にも就任して
ゆきます。

亀子は、昭和44年に90歳という大変長寿をまっとうし、この世を去ります。

浅子とは、対照的な性格で、彼女の生涯も浅子のような、男性と肩を並べて
働くというのではなく、一歩ひいたところで男性を支えるという、控えめ
な女性という位置でした。

しかし、恵三という浅子に代わって長年加島屋を支え続けることになる
才ある夫を、縁の下で支えてきた、表には出ない強さを持った女性では
ないでしょうか。

この辺りが、浅子の血を引いているのではないでしょうかね。

【最後に】
最後に、千代（亀子）役演じる小芝 風花（こしば　ふうか）さんについて
紹介しますね。


※http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/203/203129/

◆1997年4月16日生まれ　18歳
◆大阪府出身
◆身長　155.5cm
◆血液型　Ａ型
◆職業　　女優
◆事務所　オスカープロモーション

2011年に、「イオン&オスカープロモーション ガールズオーディション2011」
でグランプリを受賞し、翌年ドラマ「息もできない夏」で女優デビューします。

2014年には、映画「魔女の宅急便」で初主演し、ブルーリボン賞・新人賞を
獲得します。

この大人気朝ドラの抜擢を機に、大ブレイクしてほしいですね。

最後まで読んて頂きありがとうございました。

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